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2005年3月 6日
スペインの時間配分
スペインの昼休みは長い。13時から16時まで。気候的に昼間は暑くて仕事にならないから、ってことらしいんだけど、こんなのを国中でやっちゃってるってゆうあり得なさがステキ。ちなみに午後の仕事は16時から19時までで、その後は仕事帰りに1杯飲んでから家に帰って遅い夕食、ってのが標準的なスペイン時間だそうだ。
というわけでマドリッドは首都だってのにこの時間に限ってはどこもお店閉まっちゃうからしかたなく王宮とかに行ってみる。みんな普通に散歩とかしてる。ほらね、さっき言った通りでしょ?国中お昼休みなんだっつの。そしてひげのステキなお兄ちゃんがギターを弾いておりました。

『禁じられた遊び』がしんみり響いてたまらなかった。Tぼい「うまいよこの人!音がブレない。なんかオレも弾きたくなってきた!」せっかくなので近くに座り込んで拝聴することに。そしたらいろいろレパートリーを披露してくれちゃった。映画ゴッドファーザーのテーマとか。でもちょっと調子に乗り過ぎて、まだ完成してない(と思われる)曲まで披露してくれたのには苦笑いだったけどその心意気がうれしかった。例の投げ銭、奮発しちゃったのは言うまでもない。めったに通り過ぎるTぼちゃんも投げ戦してたし。
他にも少し離れたところでは中年若めのおじさんとおばさんがダンスを披露。ラジカセに会わせてタンゴ。青空の下でShall we dance?こちらは終わりがけにちょっと見ただけだったから「よかったら投げ銭下さい」って言われたのに断っちゃったけどね。(^_^;)
夕方、ちょうど日没したときに趣深い教会があったから入ってみた。そしたら観光地じゃない教会で、祭壇こそど派手だったけど、他は暗くて湿ってて恐い雰囲気。異教徒が入って写真撮ってていいのかはわからないけど、とにかくそれまでの陽気なスペインとは打って変わって静かで厳か。建築としてもどどーんと立派。

教会を出て繁華街へ。と、聞こえてくるバイオリンの音色。この曲は「悲しいときー」のBGMのクラシックではないですか。今度はおっちゃんたちがバイオリン、バイオリン、チェロで三重奏。おそらくはプロなんじゃないかしら、オーケストラのメンバーかなんか。めちゃ上手だった。

ほんと上手でステキで立ち止まって聴き入ってしまい、しかも泣きそうになってしまった。悲しい思い出がある曲を聴いたときに思い出して泣くってのはあったけど、特に何の思い出もないのに、純粋に音楽だけで涙がにじんでしまったのには我ながらびっくり。それだけステキだったってことなんすよ!あとで調べてみたらパッヘルベル作曲の『カノン』て曲でした。
夜の食事は、最初に書いたスペインの時間配分に従うことにして、まずは「仕事帰りの1杯」。バル(BARは英語だとバーでスペインだとバル、さらにイタリアではバールになる)でビール片手にスパニッシュ・オムレツ(ポテト入り卵焼き)を食べる。

バルのボーイさんはたくさん食べてもらいたそうだったけどごめんよ、僕らは今「仕事帰りの1杯」なんだもの。
バルを出てしばらく歩いて、今度は「遅い夕食」を食べるために別のバルへ。コニャックとポテトのマヨネーズ和えとマッシュルームの煮物(炒め物?)とアンチョビーのマリネを注文。コニャック専用グラスにびっくり!!

しかもコニャックはめちゃ強かった。げっぷ!つか、マッシュルームがめちゃ美味しかった。塩系の味付けがど真ん中のストライク。アンチョビーもビネガーでさっぱりしてて最高だった。九十九里浜のイワシの酢漬けを思い出した。うーん今夜はナイス・チョイス。
そして今夜はアトレティコ・マドリーvsセビージャ。昼間はなぜか誰もいなくてチケット買えなかったけど、そんな大人気カードってわけでもないし行けば当日券が手に入るっしょ。地下鉄に揺られて再びやって来ましたビセンテ・カルデロン!

やっぱり誰もいなかった。なんでなんで?日程変更?ふとポスターを見たら日付は昨日3/5だったという…
03/06 16:30 | ヨーロッパ旅行記
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