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2005年3月 2日

大英博物館

大英博物館は国営なのかな、無料です。

社会見学の小学生がいーっぱいいて、みんなエジプトの黄金の棺の絵を描いてました。かわいいっしょ?

面白かったのはエジプト文明ではペットまでミイラにしてたってこと。ほら見て、猫のミイラ(の入れ物)だよ。

こっちは世界史の教科書で見たままの色使い、ヘレニズム文化の壺。格闘技や戦争の絵が描かれている。

ラムセス2世の彫像はすごくでっかい。(Tぼいより顔がでかい)

そしてあの有名な「ロゼッタ・ストーン」!

…なんだけど最初は通り過ぎちゃってた。見た目は特に何ということもないからね。けど、これに象形文字とギリシア文字が一緒に書かれてたおかげで解読できたってゆうありがたい石なんだよね。

でもここらでまた微妙なことになってしまった。Tぼいに展示品と一緒に写真を撮ってくれって頼んでも撮ってくれなくて。僕が帰国後サイトに旅行記を書くこと、そのサイトが僕にとって相当大事なものであることなどを考慮すれば、写真くらい快く撮ってくれるだろうと思っていたから、というかそんなこと考えたこともなかったから、拒否されてびっくりし、腹も立ち、悲しくなり、悩んだ。こういうときは話しようとしても取り合ってくれないから1人で悩むしかないのね。ま、確かにTぼいにそういう義務はないし、余計な手間かけるわけだからもっと謙虚にお願いしなきゃいけなかったのかなぁ、とかも思ったけど結局しっくり来る答えは見つからなくて。でもベンチに座って考えごとしてるうちに、別に展示品と写真なんて撮らんでもええやんバカらしい、って気持ちになってきて、そうすると一生懸命展示品の写真撮ってる他の人たちが滑稽に見えてきた。

ギリシアの神殿だとかいってよろこんで写真撮ってる滑稽な人々

でもこの考え方は自分が辛い状態に置かれているのを紛らわすための言い訳でしかないのはわかってた。そんなとき出会ったのがオセアニアだかポリネシアだかからやって来たこいつだった。

こいつが「なーにアホみたいなことで悩んでんだよーぉ」って語りかけてきた(ような気がした)の。自然と口元から笑いがこぼれて、「もーいーやー」って元気が湧いてきた。

あと方針も決まった。今ここにいるということをもっと楽しまなきゃ!これまでは展示品にばかり目を向けてたけど、そういうのは疲れるもと。普段からこういうのが趣味な人ならともかく、僕は「ロンドンに来たんだから大英博物館に行かなきゃ」ってゆうミーハーに過ぎない。無理せずに、せいぜい超有名な展示品だけ気にしてればよくて、他はスタスタ歩いて面白いのが目に留まったら足を止める、くらいでいい。別にそれは展示品とは限らない。展示品に群がる人でもいいし、お絵描きしている小学生でもいい。僕はここで何がしたいのか?大英博物館を感じ、ロンドンを、イギリスを感じ、ヨーロッパを感じることじゃないか。

というわけで(展示品だけど)目に留まったので写真撮りました。モアイ。本物。

イースター島には死ぬまでに一度行きたいと思っているの。他にもマチュピチュ(もうすぐ閉鎖?)、ナスカ、ピラミッド、砂漠、ジャングル、オーロラ、南極、宇宙…とかね(^-^)

そしてスタスタ歩いて行き着いたのがインダス文明(見た感じだとおそらくそうだけど不確か)の建造物。遺跡の柱とか壁とか彫刻とか。見てるうちに無性に腹が立ってきた!いったい何様なんだ!?なんでパキスタンの遺跡がここにあるわけ!?ここまでに並んでいたもの全部そう。エジプト、インド、中国、オセアニア、、、みんな植民地時代の名残じゃないか!ロンドンにいながらにしてエジプトの金細工、インドの彫刻、中国の陶磁器の素晴らしさにふれることができて、ひいてはそれは他文化の理解につながりそうな気もするけど、でも作られたのとは何の関係もないロンドンにあるという厳然たる事実!結局白人中心の世界観を理解するだけ!自分の価値観を押しつけて戦争でも何でもやっちゃうアメリカと大差ない!

でもひとつうれしい(?)ニュースが。昔何かで読んだんだけど、大英博物館といえばツタンカーメンの黄金の仮面だった気がするんだけど、そういえば見かけなかったぞ、見逃したか?と思ってinfoのおばちゃんに聞いてみたところ、「そうなの、昔は確かにあったんだけど、何年か前にエジプトに返しちゃったのよ」だって。見れなかったのは残念だけど、あるべきところに戻ったってのはとてもいいことだと思います。

03/02 16:24 | ヨーロッパ旅行記

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