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2004年12月19日

医系技官

最近公衆衛生の勉強を始めたらこれがまた非常に面白い。Tなかさんには「そんなら行政に進めば?」とか言われて「そっか、(進路の限られた医学部とはいえその気になれば厚生省とかの選択肢もまだ残っているわけで)それもありか」ってワクワクしてきた。やっぱ政治っしょ。このカテゴリーも「医学」じゃなくて「医療」にしてるのは意味があるんすよ。

前回は法律を絶賛してたけど、1つ問題があって、やっぱり法律が社会通念などに反していることもあるんだろう。時代が変わって新しい考え方ができてきたりとか。例えば患者の権利が向上したことで、医師は説明を求められるわけだけど、診療報酬の体系がまだ患者の権利の低いころに作られたものだったら当然説明に対する保険点数なんてないわけで、そうすると医師は無償でしかし丁寧に説明しないといけなくなる。

そこはプロ意識でがんばらなきゃいけないんだろうけど、それには条件があって、やっぱりそのがんばりに見合った対価が必要でしょう。医療はボランティアではなくて契約に基づく「業」なんだから。「説明」にも保険点数がついて患者が代価を支払うようになって初めて「プロ意識」でしょう。

で、こういったことを決めるのはやっぱり政治。現場でどんなにがんばっても制度やシステムの枠は越えれない。逆に制度やシステムが改善されれば、現場は一気に好転する。患者は堂々と自分の権利を主張できるし、医師も喜んでそれに応えることができるようになる。

こんなことを考えてたら、現場で「変な患者ばっかりだ…」って愚痴ってるのより、システム作りに参加して前向きにがんばりたいなって思うようになったわけ。そんなときに絶妙のタイミングで名大卒の医系技官(医師免許を持つ厚生労働省の官僚)の講演があったので話を聞いてきましたですよ!倍率すごく高いそうだから微妙だけど、すごく興味があるので研修2年間終わったら応募するぞ、というのが今の気持ち。

12/19 03:05 | 医療/仕事

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