« 初めての点滴 | メイン | 麻雀大会! »

2006年11月30日

麻酔科成長史

わたくし、麻酔科では人気者です。言い過ぎた。人気者のつもりです。みんなチヤホヤしてくれます。女の先生は厳しく叱ってくれるし、男の先生はやさしくからかってくれます。すごく居心地がいい。それに甘えてだれてしまいそう。しまっていたらごめんなさい。

「Dちゃん結局消化器内科だも〜ん。麻酔って言ってたのに」

K先生に言われたときは「はっ」としました。ああ、ここでも僕は求められていたのか、、、。これまでは気づけなかった。どうせ僕は必要とされてないのさ!そう思い込んでいたから。Hらさんによく言われます。「自己評価が低い」。ええ、表面的に自信過剰な反面、自己評価は低いです。実は完璧主義者なので変なところで“全か無かの法則”発動!「完璧でなければダメダメだぁ〜!」ああ僕はダメダメ、、、でも麻酔科の先生に(程度はともかく)求められていたことに気づいてしんみりしてしまいました。

で、じゃあがんばろう!となったかというとそうでもなくて、手技の話なんですけど硬麻ですよ硬麻、硬膜外麻酔。ぶすっと刺してギリギリのところで針を止めてチューブを、、、ってゆう高等テクね。おじけづいてしまったんです。オレ将来麻酔科医じゃないから硬麻なんてやらないし。できなくてもいいしー。前に麻酔科回ったときは最初の1回こそ“ビギナーズ・ラック”でうまくいったとはいえ、あれはわきで先生が的確なアドバイスくれてたからだし、結局最後までよくわからんかったし。

でも麻酔科の先生方の雰囲気がそうはさせなかった。「僕硬麻できなくてもいいんで、手術始まるの遅くなっちゃうといけないから先生やって下さい」なんて言える雰囲気じゃない。お前がやらないと始まらないぞ!って雰囲気だし、「やって」って言おうものなら失望されてしまいそうで失望されたくないからね。やりましたさ。何回か取り上げられ(て交代され)、人生初のデュラポン(デュラルパンクチャーの略なんでしょうか?針先を硬膜外腔で止めようと思ったのについ深く刺し過ぎちゃってクモ膜下腔まで行っちゃいました、うわ、なんか流れ出てきたっ!ひーっ!というあれです。)の洗礼も受け、でも少しずつ成功を重ね、、、そうして本日はと言いますれば、点滴18G(太いやつ)一発、硬麻「ひとりでできちゃった(まいちゃん)」、挿管落ち着いてするり、Aライン(観血的動脈圧測定用橈骨動脈穿刺)もばっちり、しかもここまで入室から45分!自分としては上出来。CV(内頚静脈確保)はなかったから“フルコース”ではなかったけど、やっぱり先生の的確なアドバイスのおかげだし、介助の看護師さんたちや手伝ってくれた同期の子たちなくしては実現不可能ではあったけど、にんまり。

延長したのであと3週間麻酔科研修は続きます。

11/30 21:47 | 医療/仕事

feel free to link GORI.EGOISM.JP since 2001/12/04 : Powered by Movable Type 5.04