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2005年7月 9日

グッドフェローズ

また新しいカテゴリーを作ってしまった。映画の紹介というか感想文のコーナー。

ここ数年、映画はたいして見ていないんだけど、もともとは映画好きな僕。中学・高校の頃だったかなぁ、隣町の図書館(松尾町に図書館ができたのはつい1、2年前のこと)のアカデミー賞コーナーから借りてはダビングし借りてはダビングして、たまったのを夜中に見ていたものだ。なんかネクラな青春だなぁ。ちなみに見ていたのはほとんどアメリカ映画。映画にしろドラマにしろ音楽にしろ、あとポルノ映画もか、これまでに鑑賞したうちの実に85%はアメリカ物な気がする。おそらくそのせいでいまだに日本での生活に馴染めずにいるのだろうけど、まぁそんな話は置いといて、Sげちゃんのパクリかもだけど映画の話。

070901.jpg今日は前にSげちゃんにすすめられた「グッドフェローズ」を見たよ。マーティン・スコセッシ監督とロバート・デ・ニーロ。大好きな『タクシードライバー』の2人。デ・ニーロは主役じゃないんだけどね。もちろんマフィア物。デ・ニーロはやっぱこれ。といっても今回は他のファミリーとの抗争ではなくて、身内の話。

互いを「グッド・フェローズ(いいやつ)」と呼び合い、助け合い、ともに稼ぎ、酒を酌み交わす、身内の固い結束が描かれているけど、結局それは協力することで自分が稼げるからであって、ミスしたり(刑務所行きになる)、勝手な行動をした(秩序が乱れる)ら容赦なく捨てられ、裏切られ、つまり消される。それは組織とメンバーの関係においても、メンバー同士の関係においても同じこと。

彼らは力に頼って盗んだり殺したりすることで、法外な金を稼いで、あり得ないほど豪勢な生活を楽しむことができる。でもその分だけ当然ハイリスク・ハイリターンなわけで、常に死と隣り合わせ。すごくわかりやすい話。

あと本題からはそれるんだけど、1つ気づいたことが。やっぱ“To err is human”だったわ、それも「やっぱアメリカ人ってバカだわ」ってつくづく思うような。できるリーダーが「気をつけろ」って言ってる矢先に下っ端はそれを守らずにミスをしでかして足がついちゃうの。でも彼らの場合は“to forgive divine”とはならずに、容赦なく死が訪れるのは前述の通り。

結論。マフィアも結局プラマイ・ゼロだし、バカでミスをする。遠い存在なんだけど何となく身近。エンド・タイトルでシド・ビシャスの『いっちゃってるMy Way』とクラプトンの『Layla』のピアノが流れてちょっと感動。ちなみにカテゴリーのタイトルは、最も好きな俳優の1人であるデ・ニーロがパパとそっくりなことに由来している。

07/09 23:20 | 映画

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