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2005年5月13日
モチベーション
今、自分が医師であることは、とても幸運で、恵まれていることだと感じています。ここまで来た自分を誇りに思うし、手助けしてくれた人たちに感謝しています。なぜかというと、僕の部屋はこんなに快適ですし、毎日(そこそこ)美味しいものを好きなだけ食べることができるし、贅沢に新しいパソコンや車を買うことができるからです。そして僕は決意します。こんなに豊かな暮らしをさせてもらってるのだから、それに見合った働きをしなくては。そのために足りない知識を補おう、手技を覚えよう、しっかり仕事しよう!と。
これは自分なりの「プロとしての自覚」ではあるのですが、しかしあくまで「自分のため」です。謝恩会で“ベスト教授賞”に選ばれたU教授は「君たちは食べるために医師を選んだのではないだろう?」と問いかけて下さいましたが、残念ながら期待には沿えていないようです。でも自分の生活のためだろうと稼ぐためだろうと、いい仕事ができれば結果的に患者の利益につながるわけで、それでいいんだと思っているのが今の僕です。
もちろん別の考え方も可能です。今は医師としてのレベルが低く、基本を身につけるので精一杯であるがゆえにこのような考え方だけれども、やがて一人前の医師になったら、もっと高い目標を持つようになることもあり得る、とか。ただ、僕がどんな高邁な理想を掲げようと、そんなものは社会全体にとっては大したことではないでしょう。相当なことがない限り、1人の力で全体が変わるというようなことはないでしょう。でもだからといって1人の存在に意味がないわけではない。自分の稼ぎのためにやった仕事で他の人が利益を受けることは十分あり得ます。社会というのはそうやってうまい具合にできているのだと思います。僕は自分のために働きます。
05/13 00:29 | 医療/仕事
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