02/06 BLS講座


4年生は土曜日にOSCEのテストがあるそうで、
Kちゃんから「授業で軽く流した程度なので心肺蘇生を教えてほしい」と
頼りにされてしまったので、明日がテストで忙しい2年生の力を借りて、
BLS講座を開いてしまおうというのが今日のテーマ。

BLSは「Basic Life Support」の略で、
うちの班のSばっちはその道の権威だから、
彼の前でこんなことするのは極めて恥ずかしいことではあるのだけれども、
Kちゃんはじめ4年生の皆さんのお役に立てればこれ幸い。

ぐががっ!! 道に人が倒れてる!!

Fじこ「大丈夫ですか!? 大丈夫ですか!?」



肩を揺すって意識があるか確認します。
意識がなかったら、まず周囲の安全を確認してから助けを呼びます。

Fじこ「すいませーん、人が倒れてるので来て下さい!!」



道端なら「あなたは119(イチイチキュウ)に電話して救急車を呼んで下さい。
あなたはもっと大勢の人を集めて下さい」
イチイチキュウと発音するのがかけ間違えを防ぐコツ。
後でやるかも知れない心臓マッサージは大変なので交代要員がぜひ欲しいところ。

また病院内なら「あなたは背板を持ってきて下さい。
あなたは除細動器。あなたはもっと大勢の人を集めて下さい」
背板は心臓マッサージをやりやすくするために背中の下に敷く板。

以下、ABC(D)の順に心肺蘇生を行います。
AはAirway、気道の確保、
BはBreathing、人工呼吸、
CはCirculation、心臓マッサージ、
DはDefibrillation、基本的に病院における除細動です。

Fじこ「気道を確保します。頭部後屈、オトガイ挙上」



しゃべりながらやるのが間違えない、忘れないコツ。
続いて呼吸があるか、10秒間確認します。

Fじこ「見て、聞いて、感じて、5、6、7、8、9、10」



胸郭の動きを目で見て、耳を口に近づけて呼吸音を聞き、呼気を肌で感じるわけです。
呼吸をしていなければ人工呼吸を2回行います。

Fじこ「人工呼吸を行います。ふーふー」



空気が漏れないように鼻をつまむのを忘れずに。
ちゃんと入っているか胸郭の動きを見ながら吹き込みましょう。
2秒で吹き込んで、自然に吐き出されるのを3秒待つ、そんな感じだったかな?
ただ、OSCEではマスクを使うんだったよね。
マスクの使い方はここでは紹介できないけど、よいからし?

でもって人工呼吸2回が終わったら、次は「循環徴候の確認」です。
全身を観察して呼吸や体動がないか見ながら、
それらがなければ「息、咳、動きなし、5、6、、、」とやはり声に出しながら
10秒間、頚動脈に触れて脈があるか確認します。

甲状軟骨(のどぼとけ)から自分の方に滑らせたところが頚動脈



Fじこ「脈ありません。心臓マッサージを行います」

手の位置は胸骨柄から2横指上。

胸骨の下端に右手を置いて

すぐ上に左手を置き

右手を重ねて心臓マッサージ15回



肋骨が折れても心臓が止まるよりは全然いいので、
肘を伸ばして、しっかり体重をかけて押します。
両膝を付いて立てひざ状態にするとかけやすいかも。
早さは確か100回/分くらいのペースで。
そうして心マ15回+人工呼吸2回を4セット繰り返します。

再び人工呼吸2回

再び心マ15回

再び再び人工呼吸2回

再び再び心マ15回

再び再び再び人工呼吸2回

再び再び再び心マ15回

再び再び再び再び人工呼吸2回



4セットといっても最初から数えたら人工呼吸は都合5回行ったことになります。
そして4セットが終わったら、再び循環徴候を確認します。

Fじこ「息、咳、動きなし、5、6、、、脈ありません」



さらに心マ+人工呼吸を4セット繰り返します。(以下同文)
脈が戻ったら、続いて呼吸の有無を確認します。
始めたときとは逆の順番になりますな。

Fじこ「見て、聞いて、感じて、5、6、7、、、」



ここら辺まで来たら、OSCEの先生が止めてくれるんじゃないでしょうか?
実際、先程の倒れていた人も息を吹き返しました。

K野「はっ!! オレ、どうしてたんだろ?」



やがてFじこが命の恩人だと知ったK野は心より厚く御礼申し上げるのでした。

K野「本当にありがとうございました」+Fじこ「いえいえ、そんなそんな」



>Sばっち 間違ってたら指摘してちょーだい。
>Kちゃん 間違ってても許してちょーだい。